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『私の「料理沖縄物語」わたぶんぶん』 与那原恵 著

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本日、<文明の庫>双書『私の「料理沖縄物語」わたぶんぶん』(与那原恵 西田書店 2010) という本が発売されました(右写真)。大島保克が登場するこの本についてご紹介します。


タイトルの「わたぶんぶん」とは、「沖縄の言葉で『おなかいっぱい』の意味」(同書より)。
帯に、「わたぶんぶん おなかいっぱい 料理いっぱい 思い出いっぱい」とあるように、本書には著者の与那原恵さんの沖縄料理にまつわる思い出話がたっぷり記されています。
登場するのは、18種類の料理と、様々なお店、場所、そして人物たち。
著者の家族親族、様々な沖縄料理店の主、元毎日新聞論説委員で日本エッセイストクラブ賞受賞の『沖縄物語』を書いた古波蔵保好氏、などに混じって、ある料理の話に際して新良幸人さんとサンデーさんが、別の料理では貴島康男さんが、そしてとある料理の思い出話には大島保克が登場します。
大島保克が高校卒業後、新良幸人さん、サンデーさんらと「ゆらてぃく組」を結成したころの著者との出会い、白保の様子など、ソロデビュー前から大島保克を取材してくださっていた著者ならではの内容です。どのような料理と思い出が語られているのか、是非、本書をお買い求めの上、お読みいただけたらと思います。


著者については、本サイトのこの記事をご覧ください。


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なお、同著者による『美麗島まで』(与那原恵 2002 文藝春秋)という本が、近年発見した資料があったとのことで加筆訂正を経てちくま文庫にて文庫化されました。著者の家族をめぐる物語が、同時に、日本、沖縄、石垣、与那国、台湾の近代史を浮き彫りにした好著。明治、大正、昭和と続く家族の写真の数々も興味深いです。

左写真:『美麗島まで』(与那原恵、2010 筑摩書房)

2010年03月03日  新聞・雑誌・書籍