お知らせ

「ひばり親子唄会」に向けた、大島保克からのメッセージ

2010年12月4日に沖縄の桜坂劇場で開催される「ひばり親子唄会」に向けた、大島保克からのメッセージをご紹介します:


私の祖父・大島松(明治41年生)は、幼少の頃、歌が得意な事から「ひばり」と呼ばれるようになり、後に屋号として、石垣島の白保でよく知られるようになりました。祖父は八重山諸島の歌のみならず、他島の歌や琉球の古典音楽、明治大正時代の都々逸(どどいつ)流行歌など幅広い音楽を好み、毎晩の晩酌、食事の後、気が向くと床の間から三線を取り出し、一人歌うのが常でした。いつも古武士のようなたたずまいをしていた祖父を私はとても好きで尊敬していました。


松の妻・カマド(今年100歳で健在)も芸事、踊りが好きで、その娘達も引き継ぎ、三人が舞踊家となり活動しています。


二人の息子である私の父・勇は、祖父の影響もあり、遊び歌の自由な世界で若い時分を謳歌しました。勇は同じ白保に住んでいた多宇効さんという音楽に秀でた 才人に気に入られました。効おじさんは仲間と楽団を作り、自作の曲などを勇の歌三線で夜な夜な演奏していた姿が今も目に浮かびます。
子供の頃、その楽団(歌、三線、横笛、ギター、アコーディオン、マンドリン)の演奏を傍らで聴いていた至福の時間は、私の音楽の原点でもあり、多大な影響を与えられました。当時、父が多宇効さんと演奏していた曲、今回の公演でもいくつか演奏する予定です。


私の音楽は祖父、父の自由な音楽世界に影響を受け、教わってきました。母方の祖父は安室流の師範でもあり、恵まれた音楽環境の中で生活してきたと思います。


今回のステージは祖母カマドの100歳を記念して、父との初の親子歌会です。ひばり家の得意な、白保村独特の「遊び歌」と呼ばれる歌が中心となります。


舞踊家のおば達、堀切トキ、玉那覇千佐子、大島ちどりも賛助出演致します。ご期待下さい。ご来場お待ちしています!


大島保克


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大島保克 座敷1-2.JPG

2010年10月28日  公演 その他