ポータブルクーラーで酷暑を乗り切れる？冷却力や活用法などポータブルクーラーに関する雑学を紹介
このサイトでは室外機設置などの工事が不要で手軽さが魅力のポータブルクーラーに関する雑学を解説しています。
サイズがコンパクトなものなら、家の中で使いたい場所への移動はもちろん、キャンプや車中泊といったアウトドアなどでの使用も可能です。
またエアコンが効かない職場の暑さ対策にもピッタリです。
一般的なエアコンを購入しなくても暑い夏を乗り切れるのか、冷却力や活用法など購入前に知っておきたい情報をお届けします。
ポータブルクーラーで酷暑を乗り切れる？冷却力や活用法などポータブルクーラーに関する雑学を紹介
ポータブルクーラーはその手軽さが魅力で、持ち運びを考えて取っ手付きの便利なものもあります。
電源やUSBにつなぐだけなので、屋内はもちろんポータブル電源などを持っていればテントの中でも使用可能です。
ポータブルクーラーは商品によって機能がさまざまで、ミスト機能を搭載したものやLEDライトの色を変えられるものなどがあります。
使用する環境に応じて選ぶと良いでしょう。
また外部に持ち運ぶことがないの場合はスポットクーラーもおすすめです。
ポータブルクーラーはどのような製品か
ポータブルクーラーとは、室外機の必要がなく、工事不要で手軽に利用できるコンパクトな冷房器具です。
ルームエアコンと比べるとパワーは抑え目ですが、簡単に持ち運びできて、AC電源だけでなくUSBやシガーソケットなどで使えるタイプもあります。
デスクの上に置いて使う小型のものから、やや大きめで冷やす能力が比較的高めもの製品も存在します。
ポータブルクーラーの魅力はそのコンパクトさで、キャンプや車中泊などで簡単に快適な空間を作り出せるのが魅力です。
また、職場のデスクや自宅の台所など、幅広い場所での利用が考えられます。
小さめのポータブルクーラーならばそのまま持ち運びが可能ですし、大きめのモデルならば運びやすいように持ち手が用意されています。
近年では様々なモデルが販売されており、消費電力を抑え省エネ性能の高いモデルや、ミスト機能など便利な機能が付いたタイプも存在します。
除湿機能がついたモデルならば、部屋に洗濯物を干す時や冬の結露を防ぐ際にも便利です。
ポータブルクーラーから冷たい風が出る仕組み
コンパクトで持ち運びが容易なポータブルクーラーは、基本的にルームエアコンと同じ仕組みで冷気を送ることができます。
室内使用する場合、ファンで周囲の空気を取り込んで、内部で冷たい空気にしてから放出します。
その際に、裏側からは冷たい空気を作り出すために生み出された熱が、風と共に排出されるのもエアコンと同じです。
ルームエアコンは室外の設置した室外機と本体が接続されているため、熱風はそのまま室外に排出することが可能です。
ポータブルクーラーは本体に熱を排出する部分があるため、排熱ダクトなどで外に熱を逃します。
一般的なルームエアコンと違い、エアコンの通気口がない部屋にも設置可能で、付属品などを使い窓に排出口を作ることができます。
施工を依頼する必要がないので、購入したその日から使うことができます。
エアコンの取り付けが難しい場所でも使えるのが魅力で、移動も簡単にできることから、車中泊やキャンプでも利用されています。
ポータブルクーラーの冷却力はどのくらい？
ポータブルクーラーの冷却力ですが、あまり過大な期待をしてはいけません。
同じクーラーという名前がついてはいても、一般的なエアコンとは冷却力もその効き目のある範囲も大きく異なります。
そもそもポータブルクーラーとは、エアコンのように室外機を持っていて、空気の熱交換を行って冷たい空気を室内に送り込む一方で、生じた暖かい空気を屋外に排出するものではありません。
その代わりにタンク内に水が入っており、この水が気化するときに気化熱を奪うために周囲の空気が冷える原理を利用しています。
夏の暑い日に庭に打ち水をすると涼しく感じられますが、それと同じ原理です。
水が気化するとはいっても、そのスピードは大して速くはありませんので、気化熱を奪える程度もそれほど大きくはありません。
実は扇風機も似たような原理です。
扇風機は機械が水を気化させるわけではありませんが、送られた風が人間の皮膚にあたって汗を気化させることで涼しく感じるのです。
ポータブルクーラーのメリットとは
近年、キャンプや車中泊などのアウトドアに人気が高まっていますが、それに伴って注目されているのがポータブルクーラーです。
ポータブルクーラーとは文字通り持ち運び可能なクーラーのことで、電源さえあれば場所を問わずに利用することができます。
電源は、AC電源・USB給電・シガーソケットの3タイプがあるため、利用シーンに合わせた電源タイプを選択できます。
また、ポータブルクーラーには様々なサイズのものがありますが、コンパクトサイズのものであれば取っ手も付いていることが多いので、女性でも片手で持ち運ぶことが可能です。
屋内で使用することを想定した大型サイズのものもありますが、ほとんどのケースでキャスターが備わっているので、サイズが大きくても移動の負担は少なくなっています。
加えて、ポータブルクーラーは通常のエアコンと比べると冷却能力は劣りますが、エアコンのような設置工事は不要なので手軽に導入できるという魅力があります。
